お客様！お客様の中に大観音様はいらっしゃいませんか！？

栗毛構成員の武田です。

最近季節の変わり目ですが、皆さん体調など崩していないでしょうか？

僕は昨年風邪をひいてしまい、止めどなく流れる鼻水を何とかしようと試行錯誤した結果、この記事を見た会社の同期等、一部界隈での立場が非常に危うくなってしまいました。

このような悲劇は皆さんには経験してほしくない。そこで、私、武田が風邪予防としてお勧めするのは、ズバリ！美味しいお酒を楽しむこと。

アルコールとあったかいお鍋で体はぽかぽか、栄養補給も十分です。

そしてもう一つ、忘れてはならないことがあります。

仏教の世界では、すべての物事は「因」と「縁」によって生じると考えています。風邪をひいてしまうという苦しみは、元を辿ると「無明」というこの世の真理を理解していないことに起因し、「無明」の状態から脱するために、我々仏教徒は日々精進しているのです。要は何を言いたいかというと、観音様を拝んで、風邪をひかないようにしようと。

調べてみると、どうやら仙台には奈良の大仏の5倍の高さの大観音様がいらっしゃるらしい。

と、いうわけで、私の所属する英雄サークル「ハッピーシープ」と女子マネージャーで仙台へ行ってきました。

地酒を飲んだり

THE ALFEEの話をしたり

如来になったり

大魔術をやったり

旅館でおいしいご飯を食べたり

で、とりあえず栄養補給は十分です。

旅の疲れで何となく体調が悪い気もしますが、気のせいでしょう。

いよいよ仙台大観音へと向かいます。大観音様がいらっしゃるのは、仙台市泉区の大観密寺。

仙台市街から車で大体20分くらいです。

車を走らせていると、目の前に突如現れる大観音様

これは…

でかい！！！

大観音様は我々庶民にも親しみやすいようにイオンのすぐ近くにいらっしゃるのですが、イオンより断然でかい。街のどこにいても大観音様に見られている気がするので、とても悪いことはできない気になります。

きっと犯罪も減るし、路チューするカップルもいないのではないでしょうか。素晴らしい街ですね。

そしてこの大観音様、なんと胎内に入れるのです。

トイレを済ませて早速GO。

大観音様の内部構造が一目でわかります。

中には108体の仏像が収められています。また、108体とは別に１階には三十三観音の木彫りの像も収められています。観音好きにはたまらない。

内部からはどことなくバブルの遺産の香りがしました。

とにかく仙台大観音、初めて見る人はただただ笑うしかないという位、想像を絶するデカさです。

無礼を承知で言いますが、正直言って、こんなの作るのはマトモじゃない。

京都の三十三間堂で千体の千手観音像がズラッと並んでるのを見た時も思ったんですが、宗教って理解できない人から見ると狂気以外の何物でもない部分があると思うんです。

でも、そういう狂気じみた部分があるからこそ、見た時に感動を覚えるし、芸術性が生まれる。何より実際行くとおもしろい。

IKILISHと話した時も、日本文化の気持ち悪い部分が好きだって盛り上がりましたし、こういう「仏教の狂気」にフォーカスして、そこを入り口に日本文化に興味を持ってもらえるようなプロジェクトもやっていきたいなー、とぼんやり思ったのであります。

そんなことを考えながら108体の仏像を拝み、健康を祈った私。これで今年度は健康に過ごせそうです。

最後にこの日ひいたおみくじを紹介します。

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