佐島から秋田へ。
まずは秋田道中膝栗毛の概要について簡単に書き留めたいと思います。
毎年恒例になった、栗毛の年越し膝栗毛。
今年も一年間の伏線を見事に回収しながら、日本全国を右往左往する所存であります。
今年最も印象深い栗毛関連の出来事といえば、
- カズキフェスティバル
- バーニングマン
- 飛脚
- 古民家
- 縁側
といったものが挙げられるかと思います。
今年もこれらの伏線を回収すべく、プランを考えようとしたのが11月29日の朝でした。
この時、僕はシンガポールのホテルに滞在していたのですが土曜日で多少時間に余裕があったことと、今年の年末まで残り一ヶ月という焦りもあり、栗毛のみなさんにそろそろ決めませんかと声をかけていました。
その2時間後、歴史が動きました。
2013年から2014年にかけて年越しを過ごした、築90年の古民家ゲストハウス『空音遊』にてお会いした暢子さんから『島のゲストハウスが現実に近づいて来ました。ぜひ遊びに来て下さいね。』と連絡が。Hackerspace SGの前で暇をしていた僕は、すぐさまに暢子さんと連絡を取り、その結果を元に栗毛のプランを考えました。暢子さんも、ぜひ泊まって欲しいという最高のタイミングかつ、僕らもどこか泊まりたいという、まさに一年がかりの伏線を回収することができそうだという直感が働きました。
その後も、熊本スタートにする話や、全国の島巡りをする話、AirBnBで泊まり歩く話などもありましたが、栗毛のみんなが参加しやすいルートとすることと、暢子さんの伏線と、銀行員武田の『お正月は実家で過ごしたいと、洋子からのお願いです』という意見を踏まえて、以下のようなルートに至りました。
佐島→知多→金沢→小谷→五泉→秋田
金沢も直前までは能登半島になる予定でしたが、移動距離など考えて金沢に落ち着きました。
さて、毎度ながらこのルートで旅する人初めてなんじゃないかとか、観光地も何もないところばかりじゃないか、とかいろいろな意見があるかと思います。ただ、ここ数年栗毛で旅をしてきた経験から言いますと、観光地や世界遺産のない場所の方が、より人に触れることができるため、とても実りの多い(=新たな縁が生まれやすい)ということを感じております。
ですので、今回も目的地はゲストハウスであり、そこに集まる人たちです。
いずれ、みなさんにもお会い出来ることを心待ちにしております。
代表取乱役
カズキタカノ