Sep 14, 2015

[#006]呉の老舗の中華そば

空港で色々あったものの、無事レンタカーを借り、出発した栗毛。2人とも2時間睡眠、焼酎まみれのリュックのせいで尋常じゃないほど酒臭い車内という、別に法に触れてないのに検問にあったら一発アウトな状況で車を飛ばす。一件目の江戸屋はGoogle先生によると、「江戸屋お食事処」。魚が安くてうまい!と評判のお店だ。営業時間は不明だが、朝食を食べていない空腹の2人の期待は大きく膨らむ。そしてついに記念すべき今回の江戸屋1軒目に到着した。

 

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この時初めて気づいたのだが、旅の始まり8/15、世の中は完全にお盆シーズン。ローカルなお店が多い江戸屋は当然お盆休みを取っていて然るべき時期なのである。

 

途方に暮れた我々はとりあえず朝飯を食べることに。

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呉の老舗「モリス」にて中華そばをいただく。

透明感のあるスープが朝の胃袋に優しい。「ラーメン」というよりうどんやソーキソバに近い、独特だが誠に美味な中華そばだった。常連さんも多いみたいで、隣のおっちゃんが店員さんとやたら話していたが、全く言葉が聞き取れなかった。広島の方言ヤバす。

 

1軒目にしてまさかの江戸屋とは全く関係ないレポートになったものの、思いがけずおいしい朝食をとることができ、上機嫌になった我々が車に戻ると、夏の車内に閉じ込められた焼酎漬けのリュックから放たれる「おいにー」はますます凶悪なものと化しているのであった…。

記事を書いた人
武田
武田
大人の事情により、しばらく栗毛経理部長。 学生時代から片鱗を見せていた仏教の才能が最近開花。栗毛とは関係ないプライベートの友人と京都旅行に行った際に阿弥陀如来の魅力を熱く語り、交友関係に心地の良い壁ができた。「お師匠言えるかな?」の作詞、某仏教アイドルのプロデュース等、ナウい仏教の振興に尽力している。

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