Oct 18, 2015

[#008]焼き鳥江戸屋

皆さんはもうお気づきであろうか?この旅が始まってから未だに一軒も江戸屋に入っていないということを…。

日田屋でいい出会いがあったものの、空振り続きの状況に焦りを感じ始めた我々はもう一軒の広島市内の江戸屋へと向かった。

事前調査ではこの江戸屋は焼き鳥屋らしい。時刻はお昼を少し過ぎたころ。営業時間外の匂いがプンプンするが、一縷の望みにかけて車を走らせる。

そして「江戸屋」へ到着。

NIKON D7000_2015-08-15_12-46-45

 

うーん、これは江戸屋じゃない。しかもお店の感じが新しい。まるでかつてあったお店を改装して新規オープンしたかのように…

 

 

もはや慣れっこになった我々は「せっかく広島まで来たじゃけん、うまいもんでも食うじゃろ。」ということで、向かいのおしゃれな鉄板焼き屋へ入った。

NIKON D7000_2015-08-15_12-47-37

 

広島風お好み焼きをいただく。お好み焼きってスナック感覚で食べるものだと思ってたけど、広島風はかなりがっつり。中華そばを食べたばっかりなのでヒイヒイ言いながら完食。いや、もちろん味はおいしいですよ!ただ、東京のお好み焼き感覚の腹具合で行くと痛い目にあいます。

 

結論は大体わかっていたが、一応お店のおばちゃんに「江戸屋」について聞いてみる。

 

-あのー、僕ら「江戸屋」というお店を探して旅してるんですけど、向かいに「江戸屋」さんがあったはずなんですがご存じないですか?

 

「あー、向かいのお店は3年位前に新しくなったんだけど、その前は焼き鳥屋さんだったっけ?何てお店だったかまでは覚えてないけど…」

 

十分です。

 

どうやら広島は江戸屋冬の時代らしい。こうして1軒の江戸屋とも接触することなく、我々は広島を後にするのであった。

記事を書いた人
武田
武田
大人の事情により、しばらく栗毛経理部長。 学生時代から片鱗を見せていた仏教の才能が最近開花。栗毛とは関係ないプライベートの友人と京都旅行に行った際に阿弥陀如来の魅力を熱く語り、交友関係に心地の良い壁ができた。「お師匠言えるかな?」の作詞、某仏教アイドルのプロデュース等、ナウい仏教の振興に尽力している。

関連記事