[#013]僕と栗毛と時々オジキ
栗毛構成員の武田です。
今回の旅九州編も終着点、僕らは北九州に来ていました。
浅野忠信に抱かれたい僕にとっては、青山真治監督の映画「Helpless」の舞台でもあった北九州は一度来てみたい町でしたが、こんな形で訪れることになるとは夢にも思いませんでした。
この映画、高校生の主人公の幼馴染がヤクザになって登場するんですが、鑑賞後は「やっぱり北九州って身近にヤクザがいるんだなー。」と思ったものです。北野映画のヤクザとかは、なんか最初っから違う世界のヤクザな感じだし。「BROTHER」とかに出てくるのはアメリカのヤクザだしね。「頼むぜ、オジキ!」とか言って自分の頭撃っちゃうからね。
そんな北九州は小倉の街を歩いていると、いました。全身ヒョウ柄のおっさんが。しかも「ドン・キホーテ」のビニール袋を提げて。THE・オジキの休日ですね。
よくよく考えると、船橋あたりにいれば普通のおっさんなんですが、小倉で見ると貫禄が違いますね。
ただ、ヤクザが怖くて江戸屋は探せねぇ!ってことで、さっそく商店街へと向かいます。
今回は黄金市場ともつながっている黄金商店街の中にある作業用品屋さんとのこと。
市場とつながっているだけあってなかなかカオスな商店街です。
地図を見てもさっぱりわからないので、とりあえずバス待ちのおばちゃんへ聞き込みです。
-すみません、この辺の江戸屋さんってお店を探してるんですが。
ああ、江戸屋ならそこのお寿司屋さんのことだよね。
作業用品の江戸屋さんを探していたら、お寿司屋さんの江戸屋さんに出会う、これもいわゆる江戸屋あるあるです。
まさか小倉で2軒江戸屋ゲットの期待大!というわけで、ちょうどお腹も減ってきたところですので、すぐそこだという江戸屋さんへ行ってきました。
うーん、実に惜しい。ちなみにこの江戸政さん、小倉では結構有名らしく、おいしいお寿司屋さんでした。
Facebookページもあるみたいなのでチェック!
https://www.facebook.com/edomasa.sushi/?ref=br_rs
引き続き江戸屋さんを探してお肉屋さんへ聞き込みです。
-あのー、この辺で作業着を売ってる江戸屋さんを探してるんですが
江戸屋といえば商店街の入り口のことのお店だね、今日はやってないけど。
この日は日曜日、うすうす気づいてましたが、商店街のお店はほとんどお休みだったのです。
商店街入ってすぐ目の前を通ってたのですが気づきませんでした。きっちり江戸屋と書いてある。
でも作業用品店なんて行ったらどうせまたわけのわからんもんを大人買いしてしまう栗毛、今回はお休みでよかったのかもしれません。お寿司も食べれたし。