Oct 4, 2015

秋のクリゲイティブワーク〜季刊栗毛をつくろう〜

季刊栗毛編集部の宗平です。

みなさま、秋の大型連休はどのように過ごされましたか?
今年は数年に一度訪れる5連休(前回は2009年、次回は2026だそうです)、天気もよく、絶好の行楽日和でしたね。
世の中が浮かれるそんな連休中、旅だ!酒だ!音楽だ!の栗毛には珍しく都内で事務仕事をしておりました。

午前10時、上野集合。
オシャレ志向の栗毛、今回は作業場として、上野のとってもすてきなシェアオフィス「いいオフィス」にお邪魔しました。
が、お盆休みで入れませんでした。
トホホ〜。
次回、再チャレンジしたいです。

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上野周辺でWi-Fiのあるカフェということで、場所を入谷にある「イリヤプラスカフェ」さんに。

台東区下谷2-9-10

開店前からお客さんが待つ人気店で、築50年の建物は壁面の書架から天井まできれいに掃除されており、非常に居心地がよかったです。
ガラス窓からテーブルに射し込む光が木漏れ日のようで、落ち着いた雰囲気で作業ができました。

代表と二人、カフェでMacBookを広げる。
巷で忌み嫌われるオシャレ男子sですが、電源(イリヤプラスカフェでは電源は使えません)とお腹(イリヤプラスカフェでも美味しいお昼は食べられます)の関係で、常識的な滞在時間で退散させていただきました。
今度は文庫片手に一日お邪魔したいです。

2015-09-22 11.06.39

 

お昼に行った鶯谷の中華料理屋、弥生亭さんは、外装も内装もちょっときったねぇのですが、料理は家庭的な中華の最上級みたいな感じでした。
この落ち着く味に中毒性があるのか、昼過ぎの店内は超満員。
たぶん近所で仕事をしているお店の人の昼休憩なのでしょうか。
地域に根ざしたお店でした。

そして実は味より気になったのが、店員さんですね。
二人のおじいちゃんで店を回しているのですが、やたら仲が悪い。
  「おい! この皿なんだよ!」
  「餃子4枚って言ったろ!」
  「そんなん聞いてねぇぞ!」
みたいな会話が毎分聞けます。
こんな風に、歳をとっても言いたいこと言い合いながら一緒に仕事がしたいなと、栗毛の未来を重ねてしまいました。

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午後は上野の東京国立博物館内にある、黒田記念館の上島珈琲で作業。

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建物の材質なのか通信機器が不調でしたが、芸術家に愛された土地での執筆、編集作業は、なんだかはかどったような気がします。
でも、女子大生の多い土地だったので、やっぱりはかどらなかったような気もします。

 

そんなこんなで旅一座の白雲楼道中膝栗毛、次回お邪魔するのはあなたの町のオシャレカフェかもしれません。
そして、これだけだとただのお店巡りレポになってしまいますが、ちゃんと栗毛の広報紙である季刊栗毛の作業もしました!
2015年秋号は10月発行予定です!
ご希望ございましたら前号も配布いたしますので、ご連絡ください!

 

夜の信濃路で仲良くなった隣の席のナイスなおっさんたち、隣の隣の席の埼玉の若者も、連絡待ってます!

 

記事を書いた人
宗平
宗平
江戸屋出身の栗毛学者。幼少期に水木しげるの『河童の三平』を読み、屁使いの道に進む。学生時代は百均の食パンと実家から送られてくるハチミツで飢えをしのぐ極貧生活を送っており、ゴクヒングの強化選手にも選ばれた。当時の経験をもとにした著者『授業料免除申請が通る作文技術』『ファミレスで半ライスを頼むとドリンクバー単品より安くなる法則』等がある(現在は半ライスの価格が上がっている)。

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