大町色って、何色なの?
こんにちは、カズキタです。
代表取乱役として栗毛のサイトの運営も兼ねてまして。
アクセス解析とかもたまに見てるんですよ。
栗毛のコンテンツの大半は、検索エンジンには全く引っかからない内容ばかりなので、内輪でまったりとやっているわけですが、たまーに検索からの流入もあったりするんですね。
最近だと、「カーリング 服装」というキーワードで辿り着く人もいるようですね。
きっと、初めてのカーリングで何を着たら良いか、困りに困って検索して辿り着いたと思うんです。
辿り着いた皆さん、たぶんその情報は間違ってます。
お早めにおググり直してください。
大町のいっし・あーとすぺーすに置くことが決まった神崎のピアノ。
さて、栗毛の新規ファン層にもリーチさせるために、概要を一旦まとめるでやんすよ。
- ピアノを貰って、江戸屋の土間に3年間放置してた
- 3月の「神崎酒蔵まつり」の日にピアノを使ったライブをする
- ライブの日にピアノに色を塗って栗毛らしいピアノにする
- その後はピアノを大町のいっし・あーとすぺーすへ運ぶ
さっくりいうとこんな感じ。
なんで貰ったの?なんで塗るの?なんで演奏するの?なんで運ぶの?栗毛ってなに??江戸屋ってなんでこんなにあるの???
…
僕も知りません。
そういうもんだと思ってください、あまり細かいことは気にせずね!約束だよ!
せっかく元パチンコホールにピアノを置くんだったら、「栗毛のピアノ」としてちょっと派手に塗りたいよね。さらにさらに、栗毛が塗るんじゃなくて、栗毛の縁で繋がった人たちと一緒に塗れたら、それも栗毛っぽいのかな。縁を円に変えるエンタメ集団ですからね。よし、そういう方針で塗ることにしよう!
突然ですが、みなさんピアノを塗ったことはありますか?
僕はありません。
というか、みんなありませんよね??
ここで、いつもの栗毛なら奇想天外な方法でピアノを塗ったりしたいところですが、ピアノペイントの当日はピアノを使ったライブも控えていたり、江戸屋のスペースを借りているため江戸屋の出店の営業のお手伝いもしたりしなきゃならず、圧倒的に人手が足りないことと、奇想天外な方法は失敗を招くことが予想されたんでやんす。
そういった懸念もあり、今回はこういったものづくりに詳しい方達に協力を仰ぎましたよ。
ものづくりといえば、、西千葉工作室です!
過去に、栗毛のTシャツを作るときにもいろいろとアドバイスをせしめたこともあり、早速、西千葉工作室でピアノペイントの打ち合わせを進めました。
ロンドンで買ってきた、ショートブレッドを食べながら話は進みます。
ちなみに、ウォーカーのショートブレッドはまさにショートブレッドのど真ん中の定番の味。誰の口にも合う代わりに、特徴という特徴はあまりないんですよね、というかすでに完成されている「普通さ」が魅力なんです。このショートブレッドがみなさんの舌に合ったのか、話はスムーズに展開し協力もお願いできることが決まった!!ありがたや、神様、仏様、西千葉工作室様。。
みんなも大事な話には、ウォーカーのショートブレッドを持参するといいですよ。
まとまらないものもまとまったりするので重宝重宝、マストバイ!
さあ、そんなこんなで工作室の人と会話を進めていくと、どういう色に塗るか?という話題に。
神崎、大町という場所と色が関連してると、塗りに来る人もわかりやすいんじゃないかな?
という意見が!なるほど、何色に塗るかは決めかねていたのでせっかくなので、大町に永久展示されるみたいだし、大町色に塗ってみよう、そう考えた次第でした。
と思ったんだけど、大町色ってなんなんだ??
うーん、大町のイメージ。栗毛の旅ではいつも夜ついて朝出発するから、真っ暗なイメージしかないぞ。。これは困った。ここはデザイナーとしての威信をかけて話を進めていこう。
大町色とはなんだろうか?
それは、大町の魅力が「伝わる」色であるべきだろう。
さらに言うならば、「色」を通して「大町の景色」が伝わるものであることが望ましいかな。
大町の魅力ってなんだろう?
うーん、実はよく知らない。
知らない時はググるが一番。中華一番。
うん、山だね。
しかも冬の山。
山の色、雪の色、そして透きとおった空の色。
これがきっと、大町の景色の色なんじゃないかな。
さらに、この写真を見ていただきたい。
いろいろとノイズが多くて申し訳ないが、注目して欲しいのは一日院長をしているおおまぴょんだ。おおまぴょんは、大町のゆるキャラで、さかもっちゃんが特に好き好んでいるゆるキャラなのだ。
実は、このおおまぴょんも頭に山を冠っている!
そしてその山は冬の色。
すなわち、山という対象とその色の選定に大町の魅力が詰まっているということに、客観性も高いことが確かめられたわけだ。
ここらへんの情報を基にして、企画書も書いたよ。
かくして、大町の色は決まっていった。
再度西千葉工作室と打ち合わせを行い、色をどうやって塗るかという話に。
ペンキだと食いつきも悪い可能性があって、ホームセンターの店員さんに聞いたら珪藻土を勧められました。珪藻土は値段が高いのがネックですが、色も付いているのもあって今回のケースには、良いかもしれません。
なるほど、珪藻土ってものがあるんですね。漆喰みたいなもんなのかな。
確かに、単純に色を塗るよりも、自然な凹凸がついたりして企画書のイメージに近いかも!!
よし、珪藻土、チャレンジしてみよう。
え、値段が高いって?
肝心の値段は…?
珪藻土、めっちゃ高いぞ!!!!笑
また栗毛が赤字に進んでしまうじゃないか!
こんなんで栗主を納得させることができるのだろうか…、栗主総会も迫っているというのに。。
どうするピアノ!?
珪藻土で塗る?
ペンキで塗る?
それともタミヤカラー!?
ピアノペイントまで、残り2ヶ月。